2011年4月15日金曜日

イトスギのサークル

きれいでも、イトスギを見れば、悲しくなります。いつもこんな木が墓地に見えます。この間ポブレ・ノウという墓地を通って、この木のサークルを見て、木の会議のようだと思いました。一緒に祈るために会議のようです。

5 件のコメント:

静子 さんのコメント...

木の年輪と人間の年輪と共通するところがありますね。この写真は墓地を囲むように植えられていて、パコさんの想像するように、亡くなった人のことを思いながらその人の霊を見守っているように見えますね。
日本でも、人の誕生や死去などで"記念樹”を植えることが多くあります。つげの櫛を知っていますけ。言い伝えによると、女の子が生まれたらつげの木を植えて、女の子が大人になって嫁ぐ時、その木で"櫛”を作ってあげるのです。京都にはつげの櫛を売っている店がよくありますよ。私の親しくしている友人(でも彼女はもう80代ですが)で、夏目漱石の孫娘さんがいます。オレゴン州に50年以上住んでいて、彼女の夫のボブさんが亡くなった時には、自宅の近くの公園に記念樹を植えました。20年ぐらい前のことだから、その木もずいぶん大きくなっていると思います。

Francisco さんのコメント...

漱石夏目の孫娘さんを知っているのはおもしろいですね。あなたがまだ時々彼女と話せますか。

静子 さんのコメント...

はい、名前は陽子マクレイン(旧姓は松岡)で、80代半ばでもまだまだお元気ですよ。一人息子さんのKenさんは医者ですが、彼の子供のミドルネームは、漱石です。ファーストネームは何だったか覚えていません。
メールなどで時どき状況を知らせあっています。今年も確か5月に日本で'夏目漱石”についての講演をなさると思います。

Francisco さんのコメント...

彼女は自分で講演をするつもりですか。とってもおもしろいですね!

静子 さんのコメント...

大学を退官されてずいぶんたちますが、専門は日本文学で、時に祖父である夏目漱石の文学研究です。